朝鮮戦争、ベトナム戦争と沖縄

朝鮮戦争と沖縄の基地

1950年に勃発した朝鮮戦争では、当時まだ占領下であった日本にも大きな影響を及ぼしました。なかでも沖縄は、朝鮮戦争における米軍の前線拠点と位置付けられ、この時期に多くの基地が建設されました。朝鮮半島に近接する沖縄は、米軍を中心とする国連軍の補給拠点として使用されたのです。基地建設のため、沖縄住民達の土地が強制的に接収されたり、ということもあったそうで、隣国とはいえ戦争がもたらした影響の大きさを感じさせます。この戦争の際に建設された国連軍の後方基地も県内の3か所に残されています。また、戦争終結後も「朝鮮有事に備えるため」として、米海兵隊は駐留を続け、基地は維持されることになりました。これ以降、沖縄と米軍基地の関係は、今日まで続いていきます。

ベトナム戦争に揺れた沖縄

1960年代に発生したベトナム戦争も、沖縄に大きな影響を与えています。ベトナム戦争では、空爆のための爆撃機が台風を回避して沖縄の基地に立ち寄った後、そこからベトナムへ向けて出撃しています。それまで「補給基地」であった沖縄の基地が、戦後初めて「出撃基地」として使用された瞬間でした。その後も前進基地となったその基地からは多くの米兵が戦地へと飛び立ちました。また、米軍の弾薬庫があった場所では、ベトナム戦闘の際に使用された化学兵器等が貯蔵されていたことも明らかになっています。このことからもベトナム戦争は、当時の沖縄にとって極めて身近な戦争だったといえます。沖縄が日本に返還されたのは、この戦争が終わりを迎える3年前の事でした。

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