沖縄の歴史や文化が集まった琉球王国

琉球王国はどんな歴史を持っているのか

現在沖縄と一括りにできないくらいたくさんの島があるように、古代の琉球諸島もそれぞれの有力な支配者たちによって、いくつかの国に分かれていました。1400年代に入り、それらが一つにまとまってできたのが琉球王国の始まりと言われています。本土とは別の独立した国家として存在していたことになります。とはいっても、琉球が特別だったわけではなく、日本本土も戦国時代には多くの国に分裂して形成されていたことを見れば、琉球もその中の一つと言えるのではないでしょうか。江戸時代に入り薩摩藩が介入することによって幕府の従属的国家になりました。明治に入り約400年以上続いた琉球王国は沖縄県となり、実質的にその歴史を閉じることになります。

琉球王国の独特の文化はどこからきたのか

琉球王国の文化はかなり独自性の強いものです。その位置から見てもわかるように、中国、朝鮮などアジアとの距離が圧倒的に近く、交流も本土に比べて多分にあったことから、その影響を受けて文化が発展していったことになります。特に中国の影響がとても強かったことが、建築物や服装、装飾品などを見てもわかります。首里城などは、中国と日本の建築文化を融合して建てられた独特な様式のもので有名です。言語もかなり日本の標準語とはかけ離れた印象です。琉球は薩摩との交流が古くから盛んだったということもあって、九州の方言の影響も受けることになったと思われます。アジアからの玄関口でもあり、日本本土を含め様々な文化のミックスが、琉球王国の魅力を作っていったということです。